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  • 執筆者の写真なかやま かおり

人間関係を固定しなくていい

こんにちは。そらいろカウンセリング神戸芦屋の中山です。

ようやく夏が終わったと思ったら急激に秋が深まり、もはや冬!?という感もありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。


今日は、人間関係を固定しなくていい、というお話をします。


人の心は瞬間瞬間移り変わっていて、1秒たりとも同じということはありません。ずっと同じことを考えている、ずっと同じことを感じていると思っていたとしても、実際にはどんどん変化し移り変わっているものです。

同じように、人間関係も、時間の流れや自分の興味関心など様々な要因で移り変わっています。


人に対する思いは一定ではありません。同じ人に対しても、好きな時もあれば嫌いな時もあるし、一緒にいて楽しい時もあればそうでもない時もある。感じていることを素直に伝えられることもあれば伝えるのが難しいこともある。頻繁に一緒に過ごすことが続くいたと思ったらしばらく距離が開いたりもする。

心が移り変わっているのだから、人間関係も移り変わっている。本来それでいいと思うのです。


しかし、私はかつて、人間関係を固定化しなければいけないと思い込んでいました。移り変わりを認めることが難しかったんですよね。

私はこの人が好きなのか嫌いなのか、とても仲がいいのかそうでもないのか。それらを決めたがっていたし、決められない自分を責めてもいました。

でもね、決める必要ってないんですよね。自分はその時そういう状態であり、その変化によって人間関係も変化している、というだけのことでね。


人との関係を固定化したがる理由で最も大きかったのは、『関係性が変化することへの恐怖』です。この関係は続かないのではないかという不安が、移り変わりを拒んでいたのです。


もしあなたが、人間関係の移り変わりを認めるのが難しいと思うなら、その根っこにある思い込みや不安や恐怖を見つめてみてもよいかもしれません。

私には「この関係で今感じている安心感は続かないのではないか」という恐怖や思い込みがありましたが、そんな自分を抱きしめ癒してあげることで人間関係の変化を受け入れることが少しずつできるようになりました。


人間関係は固定しているものではなく移り変わっている。

その前提で、軽やかに人と関わることができたら、今よりもう少し、楽に快適に生きられるのではないでしょうか。


そらいろカウンセリング神戸芦屋

中山かおり

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