今日は、「失敗しないための心のあり方。魔法の言葉」についてお話をしたいと思います。
ちょっとよく分からないかもしれない告白なんですけど、この間気付いたんですけどね、
私、何らかの行動の結果について、『これは失敗である』とか、もしくは『これは成功である』というような、『失敗・成功』っていう概念がね、ないんですよ。
それでね、私のこれまでの人生を振り返ってみて、『実際に失敗した経験』というのもないんですよ。探してみても見つからないんです。本当に。
まあ、一般的によくあるような概念がないって、私にある種欠けているところだと言えるかもしれませんし、
《失敗した経験がないから、「これは失敗だ」という概念がないんでしょ》
とも思われがちですよね。そう思う人多くないですか?
でもね、逆なんです。実はね。
《これは失敗だ、という概念がないから、失敗しない》 んですよ。本当は。
そう言われてもちょっと「ん!?」ってなるかなあ。私自身も数年前なら「ん!?」ってなってたと思います(笑)
もしかしたらあまり知られていないかもしれませんが、ある理論では、
人の現実として表れているのは、その人が心の奥底、根っこで感じている思い、気分や感情・信念だ
と言われています。つまり、
自覚して気付いている意識・顕在意識ではなく、自覚されていない無意識・潜在意識が、現実となって形作られているのだと。
考え方の好みもあるとは思いますが、その潜在意識理論は、実は私の基本となる考え方です。
「これは失敗だ!」とか「成功だ!」というようなジャッジや他者からの評価にとらわれてしまっていたり、自分自身が失敗を恐れすぎていたりすると、 ますます失敗だと感じるような、ますます失敗を恐れることになってしまうような現実が、やがて作られてしまう、ということなんです。
だから、 何かの行動をする時は、「失敗するかもしれない」「失敗したらどうしよう」と思い過ぎず、
「まあ何とかなる」「きっと大丈夫」
と思うといいです。
そうしたら、何とかなる現実、大丈夫な現実が本当に作られるから。
私たちが生きる社会には、確かに『失敗・成功』という基準があるとは思います。その、何だか根拠もよく分からない基準で評価を下してくる他者もいるかもしれません。
でも、そんな基準や評価にとらわれず、「あ~、そう言えばそんな基準もあるよね」ぐらいの軽さでそれらを見ていても良いのかなと思います。
きっと大丈夫(*^_^*)
2021.12.14
そらいろカウンセリング神戸芦屋 中山かおり
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